TN SaveState Plugin v1 リリース ― PSPエミュレータでステートセーブ機能を使う
Total_Noobさんより、"TN SaveState Plugin v1" がリリースされています。
CEFを適用したPSPエミュレータでステートセーブ機能が使用できるようになるプラグインです。
Total_Noob’s savestate plugin released | Hackinformer
プラグインの概要
ステートセーブ機能とは、ゲームでセーブできるところまで進めているかどうかに関わらず、好きなときに進行状況を保存、また好きなときにそれをロードできる機能です。ゲームエミュレータにはよくこの機能が搭載されていることで知られています。
PSPではPSPStatesというステートセーブプラグインがありましたが、新たに登場したこのTN SaveState Pluginでは念願のPS VitaのPSPエミュレータでの動作に対応しています。PSPゲームやPS1ゲーム、Homebrewでステートセーブが可能です。PSストアで購入したゲームにも対応しているのは特筆すべきポイントでしょう。
導入方法
ここではCEF 6.60 TN-V5より搭載されているプラグインインストーラを使用して導入を行います。
- リンクより、TN SaveState Plugin v1をダウンロード、その後解凍します。
Total_Noob’s savestate plugin released | Hackinformer - 解凍してできたP_SVST.ZIPを、CEF本体(TN.BINなど)の入ったセーブデータフォルダへコピーします。
- コンテンツ管理アプリを使用し、このセーブデータをPCからPS Vitaへ転送します。
- TN-V7を起動し、Recovery Menu -> Plugins -> Plugins installer- > に移動します。
- "Install P_SVST.ZIP" を選択すると、TN SaveState Pluginのインストールが始まります。
- インストール完了後、Recovery Menuを終了するとそれ以降TN SaveState Pluginが有効化されるはずです。
使用方法
ステートセーブ方法
- ゲームを起動し、ステートセーブしたい場面になったら、STARTボタンを1秒長押しします。
- SaveState Pluginのメニュー画面が表示されます。ゲームごとにSlot 0からSlot 9までの10個のスロットが割り当てられているので、十字キー↑↓でカーソルを移動し、保存するスロットを選びます。
- Rボタンを押し、ステートセーブを開始します。"Go to the livearea and return back to SAVE SAVE STATE" と表示されたら、PSボタンを押して、一旦LiveArea画面へ戻ります。
- LiveAreaに戻ったら、"つづける" を選択し、ゲームを再開します。
- これでステートセーブは完了です。再度SaveState Pluginメニューを表示し、選択したスロットが保存時の日付表示に変わっていたら、保存に成功しています。
ステートロード方法
- ステートをロードしたい場面になったら、STARTボタンを1秒長押しし、SaveState Pluginメニューを表示します。
- 十字キー↑↓でカーソルを移動し、ロードしたいスロットを選びます。他のゲームのステートセーブデータが有る場合、十字キー←→で、他のゲームのスロット一覧に移動することが出来ます。
- Lボタンを押し、ステートロードを開始します。"Go to the livearea and return back to LOAD SAVE STATE" と表示されたら、PSボタンを押して、一旦LiveArea画面へ戻ります。
- LiveAreaに戻ったら、"つづける" を選択し、ゲームを再開します。
- ステートセーブしたときの状態が復元されていたら、ステートロード完了です。
保存済みスロットの削除
□ボタンで、ステートセーブ済みのスロットのデータを削除できます。
既知の問題点
- このプラグインはXMBでも使用できますが、セーブ機能は今のところ安定していないようです。
- XMBやほかのゲームからステートロードした場合、サウンドに問題が起こる場合があります。これを回避するには、ステートロードしたいゲームを起動してロードするようにしてください。
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