HENkaku環境でアプリケーションをインストールする方法
HENkaku環境での非公式ソフトウェア(Homebrew)のパッケージファイルのインストールにはmolecularShellまたはVitaShellというソフトを使用します。この記事はその方法の簡単なメモになります。
非公式ソフトをPSストアのようにブラウジングしてそのままインストールも行えるVita Homebrew Browserもおすすめです。
molecularShellとVitaShellの違いについて
molecularShellとVitaShellはどちらもTheFlowさんにより開発された、HENkaku環境で動作するファイラーアプリです。HENkakuを導入するときFW3.60ではmolecularShellが、それ以外ではVitaShellがプリインストールされます。
当初は機能が同じで名前が異なるだけだったのですが、やがてVitaShellにのみアップデートが提供されるようになり、機能の追加や不具合の修正が行われてきました。例えばVitaShellにはPS Vitaをリムーバブルディスクとしてファイル操作を行えるUSB接続機能が追加されていたり、テキストエディタのおかしな挙動が修正されたりしています。
そのため通常は最新のVitaShellを使うのが無難かと思います。インストールされていない場合は以下の方法でmolecularShellからインストールすることができますが、VitaShellをインストールする専用の記事もあります。
Homebrewのインストール方法
1. パッケージファイルの転送
まず、インストールしたい非公式ソフトのパッケージファイルを入手し、拡張子が.vpkになっていることを確認します。
次に、
- ハンドヘルドのPS Vita(Vita TVではない)にVitaShellがインストールされている場合は、以下の手順でパッケージファイルを転送します。
- それ以外の場合はFTPでのファイル転送を行い、パッケージファイルのインストールに進みます。
- 設定アプリ→HENkakuの設定→リスクのあるユーザープログラムを有効化にチェックが入っていない場合は入れておきます。
- USBケーブルでPS Vita本体とPCを接続します。
- VitaShellを起動し、STARTボタンで開ける "Main settings" の "SELECT button" が "USB" になっていることを確認します。
- "Main settings" を閉じてSELECTボタンを押すとUSB接続が開始され、PCでリムーバブルディスクとしてファイル操作が行えるようになります。
- パッケージファイルを転送します。ux0:data/ に転送しておくと無難です。
- 転送し終わったら×ボタンを押してUSB接続を終了します。
2. パッケージファイルのインストール
- VitaShell/molecularShellを操作し、パッケージファイルを配置したフォルダを開きます。
- パッケージファイルを○ボタンで選択してインストールします。「This package requests extended permissions.」と表示されたら○ボタンで続行します。
- インストールが完了したらPSボタンを押してitaShell/molecularShellを終了し、ホーム画面を確認するとインストールしたいソフトのアイコンが現れています。
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