h-encore² ― FW3.65-3.73のPS VitaにHENkakuを導入しよう
TheFloWさんにより最新のFW3.71/3.72/3.73を含むFW3.65以降ののPS Vitaに対応したjailbreak「h-encore²」の導入方法の解説です。
GitHub - TheOfficialFloW/h-encore-2: Fully chained kernel exploit for the PS Vita on firmwares 3.65-3.72

h-encore²ではTheFlowさんによる過去の作品のh-encoreやTrinityと同じく、導入することによりHENkakuとVitaShellをインストールできます。新たに最新のFW3.71/3.72に対応し、FW3.65以降のPS Vitaに導入できます。これ以降はh-encoreやTrinityの開発は終了し、h-encore²のみがサポートされます。
h-encore²のリリース後に配信開始されたFW3.73でも引き続き使用可能とのことです。
用意するもの
- FW3.65-3.73のPS Vita
- メモリーカード(旧型Vitaの場合)
- 以下の手順でPCに接続する際、PSNにサインインしているかチェックされます。こちらの記事を参考にサインインしておいてください。
導入方法
概略
DRMフリーの脆弱性付き体験版のパッケージを公式サーバーよりダウンロード、これをpkg2zipで展開し、そこにpsvimgtoolを使ってh-encore²を書き込み、そのイメージをQCMAを使ってPS Vitaに転送、そしてこれを実行します。
詳細な手順
- bitter smile(DRMフリーの脆弱性付き体験版パッケージ)をダウンロードし、適当な作業フォルダに保存します。
- pkg2zipの最新バージョンをダウンロードし、中身のpkg2zip.exeを用意したpkgファイルと同じ場所に配置します。
- コマンドプロンプトを起動し、pkgファイルとpkg2zip.exeが入った作業フォルダに移動します。そして次のコマンドを実行します。
pkg2zip -x xGMrXOkORxWRyqzLMihZPqsXAbAXLzvAdJFqtPJLAZTgOcqJobxQAhLNbgiFydVlcmVOrpZKklOYxizQCRpiLfjeROuWivGXfwgkq.pkg
- 作業フォルダにapp/PCSG90096フォルダができたのを確認してください。
- h-encore²をダウンロードし、適当な場所に展開します。h-encore-2/app/ux0_temp_game_PCSG90096_app_PCSG90096/VITA_PATH.TXTがあることを確認してください。
- 先ほど確認したapp/PCSG90096の中身(sce_sysフォルダやeboot.binを含む)をすべてこのVITA_PATH.TXTがある場所にコピーします。
- 続いてapp/PCSG90096/sce_sys/packageにあるtemp.binを、h-encore-2/license/ux0_temp_game_PCSG90096_license_app_PCSG90096にコピーします。そしてそのtemp.binを「6488b73b912a753a492e2714e9b38bc7.rif」にリネームします。
- QCMAをセットアップし、コンテンツ管理アプリを起動してPS VitaをQCMAに接続します。
- コンテンツ管理で、「コンテンツをコピーする」の「パソコン → PS Vita」→「アプリケーション」を開きます。するとPCに [QCMAフォルダ]/APP/xxxxxxxxxxxxxxxx が作成されます([QCMAフォルダ]の場所はタスクトレイのQCMAアイコンを右クリック→「設定」→「アプリケーション/バックアップファイル」から確認してください)。このxxxxxxxxxxxxxxxxはアカウントにより異なるAIDという文字列です。このAIDをコピーし、random number generatorにペーストして「送信」をクリックします。返却される64文字長の文字列は改変した体験版を暗号化するためのキーとなります。
- psvimgtoolsをダウンロードし、psvimg-create.exeを含むすべてのファイルをh-encore-2フォルダ(appフォルダやlicenseフォルダがある場所)に展開します。
- コマンドプロンプトでこのh-encore-2フォルダに移動し、次のコマンドを順に実行します。
psvimg-create -n app -K [先ほどのキー] app PCSG90096/app
psvimg-create -n appmeta -K [先ほどのキー] appmeta PCSG90096/appmeta
psvimg-create -n license -K [先ほどのキー]license PCSG90096/license
psvimg-create -n savedata -K [先ほどのキー] savedata PCSG90096/savedata - コマンドを実行し終わると、psvimg-create.exeと同階層にあったPCSG90096フォルダの中身が完成しています。このフォルダを[QCMAフォルダ]/APP/xxxxxxxxxxxxxxxxにコピーし、タスクトレイのQCMAアイコンを右クリック→「データベースを更新する」を選択します。
- コンテンツ管理よりh-encore²をPS Vitaに転送します。サイズが243 MBでなかったら、ここまでの手順でどこか失敗しています。
- ホーム画面にh-encore²のアイコンが現れます。これを起動しましょう。白い画面から本体が再起動してしまったり、ピンクの画面で進まなくなったりすると失敗ですが、何度かやり直すうちに成功するはずです。
- 「h-encore bootstrap menu」が表示されたら完璧です。HENkakuをアクティベートして、その次にVitaShellをインストールしましょう。なお、HENkakuのアクティベートは本体の再起動ごとに必要です。
HENkakuを有効化できるようになったら、FW3.60やFW3.65へのダウングレードがおすすめです。これらのファームウェアではHENkaku EnsōというHENkaku状態の恒久化パッチを使用することができます。
次にするべきことのヒントをお探しの方はこちらを参照してください。
PS VitaにHENkaku環境を導入する・フロントページ
詳細な手順3でコマンドプロンプトに囲いのコマンドを実行したのですが、エラーが表示されました。
[*] loading…
[*] unpacking Vita APP
ERROR: cannot create ‘app/PCSG90096/sce_sys/param.sfo’ file
この場合、どのようにすればいいのでしょうか?
管理者権限がないと書き込みができない場所に作業フォルダを配置していませんか?
作業フォルダの場所をデスクトップなどに変えてみてください。もしくは管理者権限でコマンドプロンプトを起動してみてください。
できました。
ありがとうございました。
手順通りやったのですがvitaからh-encore²を起動するとbittrrsmile体験版が起動するだけです。何が原因でしょうか?
バージョンは3.65です
私の場合はh-encore²を起動するとb「あなたはこのアプリケーションのトロフィーを獲得できません」と出てしまい、先へ進めません。バージョンは3.72です.。
手順3のコマンドを実行すると、{pkg2zipは内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはパッチファイルとして認識されていません。}と、でます。どうすれば良いでしょうか?
「内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません」と出る方、ひょっとしたらディレクトリの場所が違ってる可能性があったり
自分はディレクトリ間違えててちゃんと指定したらいけました
h-encore2を起動して変革とvitashellを入れてExitを押すと「HENKAKU 変革」と書かれた画面で止まって少し経つと電源が落ちます。5回以上やっても同じです。
どうすればできようになりますか?
1日待って見てはどうですか。
私は1日待って出来ました。
手順14でアプリをタップし、トロフィーについてのダイアログではいをタップすると
このアプリケーションは始められません。
と表示され起動できません。
バージョンは3.73です。
詳細な手順通りにやってもアプリケーションのサイズが236MBになってできません。
バージョンは3.73です
出来ないというコメントが多いですが、確認のためこちらで記事の手順に沿ってh-encore²の導入を試みたところ、ちゃんと最後までいけたので内容に誤りはないはずです。
FW3.73で成功を確認したのでバージョンはおそらく関係ないです。
手順をもう一度確認して、別のPCを使ってみるとか、Vita本体の初期化やメモリーカードをフォーマットしてみるとかしてみてください。
今度は479MBになってしまいました
なんか成功しました!
11のコマンドプロントのところ、パスもIDも間違いなく入れているのに何度試しても
invalid keyと出て進めません…
進めないなあと思っていたら簡単導入ツールなんてものがあったなんて…
進めない所までは順調に進んで1時間以上もかけたのに導入ツールで2分で終わって自分でやる必要なかったんだと非常にショックが大きかったです…
それからダウングレードしてやりたかったこと全部出来ました
導入ツールの情報全然ないしもっと広まっていいと思いますねこれ
↑同じところで手づまっているのですが、そのツールを教えていただけないでしょうか。
この方法でできました!
ちなみに、バージョンは3.73です!
3.73です
まったくできなかったので、データをパソコンに逃がしてから、vita本体メモリーカードを両方フォーマットし、この記事の通りにしました。
h-encore²を押すと何度も白くなって本体の電源が切れましたが、10回くらいトライしてやっとインストールできました
h-encore²をPS Vitaに転送 サイズが243 MBでも、
アプリ起動できない。
『このアプリケーションは始められません。
~~
(C0-1136-2)』
自分も全く同じ事が起きてます
自分もです
もう一度やったらできました
アプリケーションが始められませんと出る人は
psvimg-create -n license -K [先ほどのキー]license PCSG90096/license
このコマンドの先ほどキーとlicenceの間にスペースを入れるとできると思いますよ
h-encore²は無事に起動したけど、
Vitamin2.0が上手く出来ない。
パーティアプリとバックアップするゲームがエラー
エラーコード(C2-10520-8?だったかな?)
ゲーム起動などが出来ない
初期化
PS Vitaに転送しますの時点でコンテンツがありませんと表示されますね
自分も同じです…
データベースの更新はしましたか?
qcmaのデータベースの更新をしなければ表示されませんよ。
タスクバーのqcmaのアイコンを右クリックすればデータベースの更新ができるはずです。
[先ほどのキー] って[]は入力しないのね。
例 キーが1234だとしたら
psvimg-create -n license -K 1234 license PCSG90096/license
QCMAで「データベースの再構築」をしてVita側で確認するとアイコン表示されずに「チェック」するとこしかでません。
そのままコピーすると体験版パッケージが出てきて、アイコンは表示されません。
コマンドプロンプトでの作業がミスっているのでしょうか?
Vita本体に無事コピー出来ました!
途中のコマンド作業でミスってました^^;
手順11でコマンドを実行しようとしたら「psvimg-createは内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません」とでました。どのような対処よすればよいでしょうか
h-encore2を起動したらbitter smileというゲームが始まります。
h-encore bootstrap menuを開くにはどうすればいいでしょうか?
無事導入でき、目的のPC出力もできました。
ありがとうございます
もっと簡単にできるで
このサイトからhttp://rk.wikic.ga/?HENkaku
64ビットのpcだったらいける(Windows7~10の64ビット)
http://rk.wikic.ga/?HENkakuから簡単に入れれるで
Windows7~10の64ビットに対応