[FW3.60~3.72対応] PS Vitaをダウングレードする方法

FW3.60からFW3.72まで対応、PS Vita本体をダウングレードする方法です。

SKGlebaさんにより公開されているmod版のmodoru 2.0は、FW3.71/3.72からのダウングレードに新たに対応しています。これを用いてPS Vita (TV)を任意のFWにダウングレードしましょう。

オリジナルのmodoruはFW3.71/3.72では対策されたため、これらのバージョンの本体では使わないでください。使用すると本体がブリックします。

用意するもの

  • FW3.60~3.72がインストールされたPS Vita (TV)(h-encore²などのjailbreakでHENkaku化済み)

概略

まずmodoru 2.0をHENkakuが有効なPS Vitaにインストールし、これを起動します。起動後、画面にはダウングレード先として選択が可能なファームウェアの最低のバージョンが確認できます(出荷時のFWより古いFWにはダウングレードできません)。これを確認してダウングレード先のFWバージョンを決めましょう。

実用的には、HENkaku Ensōで環境を恒久化できるFW3.60か3.65にダウングレードするのが良いとされています(アップデートファイルが入手できるなら他のバージョンも可)。これらが選択できる場合はラッキーです。どちらも選択できる場合は、できるだけ互換性が最も高いとされるFW3.60を選択します。出荷時のFWバージョンが3.65より新しい場合、現在modoru 2.0を起動できている環境(h-encore、Trinity、h-encore²)をそのまま使い続けるしかありません。

まずは以下の手順で、FW3.60かFW3.65にダウングレードできるかどうかを確認するところから始めましょう。

ダウングレードの手引き

1. modoruのインストール

  1. PS VitaをUSBケーブルでPCに接続し、VitaShellを起動します。SELECTボタンを押すとUSB接続が開始します。(Vita TVの場合は代わりにFTP接続でux0パーティションにファイルを転送します)
  2. PC側でPS VitaがUSBドライブとして表示されているはずなので、エクスプローラでそのドライブを開き、dataフォルダを開きます。
  3. 次のリンクよりmod版modoru 2.0をダウンロードし、このdataフォルダにコピーします。
    Releases · SKGleba/modoru · GitHub
  4. modoru.vpkを○ボタンで選択してインストールします。「This package requests extended permissions.」と表示されたら○ボタンで続行します。

2. ダウングレード可能なバージョンの確認

  1. h-encore²などのjailbreakを起動してHENkakuを有効化し、設定アプリ→HENkakuの設定→リスクのあるユーザープログラムを有効化にチェックを入れておきます。
  2. ホーム画面から「modoru 戻る」を起動します(左下のバージョンがv1.0のままになっていますが正常です)。
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  3. 起動後の画面ではエラーになっていますが問題ありません。「Factory Firmware」と書かれているところのバージョンを確認してください。ここに書かれている以降のバージョンをダウングレード先に選択できます。
    2019-09-21-230609
  4. バージョンを確認したらいったんmodoruを終了しておきます。

3. ダウングレード先のアップデートファイルを用意する

  1. 以上の手順によって決定したダウングレード先のファームウェアバージョンにより、FW3.60のPSP2UPDAT.PUP(アップデートファイル)またはFW3.65のPSP2UPDAT.PUP(アップデートファイル)をダウンロードします。または好きなバージョンのファームウェアのPSP2UPDAT.PUPを探して用意します。
    備考: FW1.05にダウングレードして遊んでいたところ、FW3.60に戻ろうとしたときDNSを使った方法がエラー、QCMA経由の方法はUSB接続に失敗し、他にやり方があったかもしれませんが、公式の方法で一旦FW3.72へアップデートすることになりました。FW3.72はHENkaku対応なので問題ありませんでしたが、より新しいFWが配信されてたら危なかったところです。FW1.50はどちらの方法も大丈夫でした。

    ※コメントにてゲームカードを用いたアップデート機能を使えば問題ないと教えていただきました。
  2. 先ほどと同じ要領でVitaShellを用いてPS VitaをPCにUSB接続します。
  3. PCのエクスプローラを操作し、/app/MODORU000フォルダに先ほどのPSP2UPDAT.PUPをコピーします。ただしappフォルダを含むPS VitaのシステムファイルはWindowsでは隠しフォルダ扱いなので、まずは隠しフォルダを表示するように設定を変更してください。
  4. 続いてルートフォルダにあるtaiフォルダを別の名前(tai_など)に変更しておきます。これはmodoruでダウングレードを続行するのにプラグインを無効化しておく必要があるためです。HENkakuを導入したての場合は不要ですが、やっておいても損はありません。
  5. 以上が完了したら、VitaShellを終了し、PS Vita本体を再起動しておきます。

4. modoruを使ってPS Vitaをダウングレードする

  1. h-encore²などのjailbreakを起動してh-encoreを起動してHENkakuを有効化しておきます。
  2. ホーム画面から「modoru 戻る」を起動します。
  3. 次の画面が表示されたら、×ボタンを押して続行するか、やっぱり止める場合はRボタンを押してmodoruを終了します。
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  4. 続行した場合、20秒待ってから最後の確認画面が表示されます。さらに×ボタンを押して続行します。失敗した場合の原因が自分であることに同意しない場合はRボタンを押してmodoruを終了します。
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  5. しばらく待つとシステムアップデータが開始し、ダウングレード先のファームウェアのインストールが始まります。
  6. アップデータが終了し、再起動が完了するとダウングレード先のファームウェアのバージョンに戻っています。
    2019-03-02-111913

以上でPS Vitaのダウングレードは完了です。

続けてHENkakuやHENkaku Ensōを導入される場合はこちらをどうぞ。特にh-encore²環境でFW3.65にダウングレードした場合、その環境はそのまま使えます。
PS VitaにFW3.60 + HENkakuをインストールする・フロントページ

COMMENT (2)

2件のコメントがあります

  1. a 2019年9月24日 11:01 PM

    > FW1.05にダウングレードして遊んでいたところ、FW3.60に戻ろうとしたときDNSを使った方法がエラー、QCMA経由の方法はUSB接続に失敗

    私も以前同じ事をやらかしました(笑)
    ちょっと調べてみたところ、DNSの方法はFW1.06以降で利用可、QCMAの方法はFW1.50から利用可、といった感じでしたね。

    もしハマッてしまった場合は、恐らく誰でも1つくらいはVitaのゲームカードを持っていると思うので、それを使って適当なFWにアップデートしてからDNS法を使って3.60に戻るのが一番簡単じゃないかと思います。
    もちろんFW3.72にアップしてからmodoってもokですが。

    • Apolo 2019年9月25日 8:54 AM

      情報ありがとうございます。

      > Vitaのゲームカード
      確かにその方法がありましたね。このご時世なので誰でも持ってるかはわかりませんが、初期機体を携えた冒険家にとっては十分な保険になりますね。

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