LCFW 6.39 LME-5

neur0nさんより6.39カーネルで動作する "LCFW 6.39 LME-5" がリリースされています。
これまでのMEという名称から、LCFWバージョンのみ "LME" に変更されています。
ME-4からの更新内容は、VSH Menuに"ENTER RECOVERY"(VSH MenuからRecovery Menuに直接移動)の追加、OE Driveryのバグ修正です。
追記
LME-8がリリースされています。これからLMEを導入しようと思っている方にはLME-5ではなくLME-8の導入をオススメします。
6.39 ME-8 & LME-8 - PSP Hack Evolution更新内容
ME-4 ⇒ LME-5
- VSH MenuからRecovery Menuにアクセスする"ENTER RECOVERY"を追加
- OE Driverのバグを修正
ME-3 ⇒ ME-4
- PSNに接続しようとしたときにフリーズする不具合を修正
- 639launcherをアップデート
- VSH Menuを表示した状態でスリープしようとした際のバグを修正
- ME Driverのバグを修正
- Recovery ModeのBattery ConfigをAdbvanced内のサブメニューに移動
- Speed up MS access機能を追加(beta)
導入対象のモデル
FW6.39をインストールしたPSP1000, 2000, 3000(go以外)
導入方法
- リンクよりLCFW 6.39 LME-5をダウンロード、解凍します。
- 解凍してできたinstallフォルダ、launcherフォルダを ms0(ef0):/PSP/GAME/ へコピーします。
- まずはLCFWで使用するModuleをflashにインストールします。XMBから639 installerを起動します。
- 起動後、"Press X to install modules"と表示されたら×ボタンを押し、インストールを開始します。インストールが終わると自動でXMBに戻ります。
- 本体情報のシステムソフトウェアを確認し、 "6.39 LME-5" と表示されていたら導入は完了です。
LCFWなので電源を完全に切れば元のOFW状態に戻ります。再度有効化する場合、LCFW Moduleのインストールはもう済んでいるので、639ME launcherを起動するだけです。
VSH MENUの使い方
XMBでSELECTボタンを押すと表示されるVSH MENUの使い方の説明です。
VSH MENUでは比較的切り替えることの多いLMEの設定を変更できます。
操作方法は十字キー↑↓でカーソルの移動、×ボタンあるいは十字キー←→で設定の変更、および決定です。

CPU CLOCK XMB | XMB上でのCPUのクロック数を変更します |
CPU CLOCK GAME | ゲーム上でのCPUのクロック数を変更します |
USB DEVICE | USBモードにしたときに接続するデバイスを選択します |
UMD ISO MODE | XMBからISOを起動するときに使用するDriverを選択します |
ISO VIDEO MOUNT | ms0:/ISO/VIDEO/に配置したUMDビデオのISOファイルをマウントします |
XMB PLUGINS | XMBでのプラグイン機能を有効化します |
GAME PLUGINS | ゲーム中のプラグイン機能を有効化します |
POPS PLUGINS | PS1ゲーム中のプラグイン機能を有効化します |
PLUGINS MANAGER -> | Plugins Managerの画面に移動します |
SHUTDOWN DEVICE | PSPをシャットダウンします |
RESET DEVICE | PSPを再起動します |
EXIT | VSH MENUを終了します |
Plugins Managerの使い方
Plugins Managerはプラグインの有効化、無効化を切り替えられる機能です。
SELECTボタンを押してVSH MENUを表示、"PLUGINS MANAGER ->"を×ボタンで選択するとPlugins Managerの
画面が表示されます。

画面にはvsh.txt, game.txt, pops.txtの順番で記述されているプラグインのリストが表示されます。
一度に表示できるプラグインは20個までです。それより多い場合はリスト表示中にL, Rボタンで2ページ目、3ページ目へ
と切り替えられます。
有効、無効を切り替えたいプラグインに十字キー↑↓でカーソルを合わせ、×ボタンあるいは十字キー←→でEnable(有効)、Disable(無効)に変更できます。
Recovery Menuの使い方
LCFWが有効化された状態で639 launchを起動するか、OFWからならRボタンを押しながら639 launchを起動することでRecovery Menuが表示されます。
ここでLCFW MEの各種設定を変更することができます。
操作方法は十字キー↑↓でカーソルの移動、×ボタンで設定の変更、および決定です。
設定した情報はflash1:/config.meに保存されます。

Toggle USB | |||||||||
PSPに挿入されたメモリースティックとPCをUSBケーブルで接続します | |||||||||
Configration -> | |||||||||
Skip Sony logo | 起動時に表示されるSonyComputerEntertainmentのロゴをスキップします | ||||||||
Hide corrupt icons | XMBのゲーム一覧の破損したゲームを非表示にします | ||||||||
GAME folder homebrew | Homebrewの起動に使用するカーネルのバージョンを指定します | ||||||||
Autorun program at /PSP/GAME/BOOT/EBOOT.PBP | PSPの起動時にms0:/PSP/GAME/BOOT/EBOOT.PBPをXMBを経由せず直接起動します | ||||||||
UMD Mode | XMBからISOを起動するときに使用するDriverを選択します | ||||||||
Hide MAC Address | 本体情報に表示されるMACアドレスをXX:XX:XX:XX:XX:XXに偽装します | ||||||||
Fake region | リージョンを他の国のものに偽装します | ||||||||
Use VshMenu | SELECTボタンでVSH MENUを表示します | ||||||||
XMB Usb Device | USBモードにしたときにアクセスするデバイスを指定します | ||||||||
Charge bettery when USB cable plugged | PCやPS3とUSBケーブルで繋いだときに充電します(USBモードにしなくてもOK) | ||||||||
Use network update | MEのネットワークアップデート機能を使用するか選択します | ||||||||
Hide PIC0.PNG and PIC1.PNG in game menu | ゲーム一覧でPIC0.PNG(背景)やPIC1.PNG(説明文)を非表示にします | ||||||||
Use version.txt | ms0:/seplugins/ に配置したversion.txtを適用します | ||||||||
Speed up MS access |
指定した場面でメモステのアクセススピードアップ機能を使用します NEVER : この機能を使用しません ALWAYS : 常に使用します VSH : XMBでのみ使用します VSH & GAME : XMBとゲームで使用します VSH & POPS : XMBとPS1ゲームで使用します GAME : ゲームでのみ使用します GAME & POPS : 通常のゲームとPS1ゲームで使用します POPS : PS1ゲームでのみ使用します |
||||||||
Run program at /PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBP | |||||||||
ms0:/PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBPを直接起動します | |||||||||
Advanced -> | |||||||||
Advanced Config -> |
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Battery Config -> |
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||||||||
Toggle USB (flash0) | Flash0とPCをUSBケーブルで接続します | ||||||||
Toggle USB (flash1) | Flash1とPCをUSBケーブルで接続します | ||||||||
Toggle USB (flash2) | Flash2とPCをUSBケーブルで接続します | ||||||||
Toggle USB (flash3) | Flash3とPCをUSBケーブルで接続します | ||||||||
Format flah1 and reset settings | Flash1をフォーマットし、設定を初期化します | ||||||||
Format flash2 | Flash2をフォーマットします | ||||||||
CPU Speed -> | |||||||||
Speed in VSH | XMB上でのCPUクロック数を変更します | ||||||||
Speed in GAME | ゲーム上でのCPUクロック数を変更します | ||||||||
Plugins -> | |||||||||
****.prx [VSH] | vsh.txtに記述されているprxファイルを有効/無効化します | ||||||||
****.prx [GAME] | game.txtに記述されているprxファイルを有効/無効化します | ||||||||
****.prx [POPS] | pops.txtに記述されているprxファイルを有効/無効化します | ||||||||
Registry hacks -> | |||||||||
Button assign[VSH] | 決定を○ボタンにするか×ボタンにするか変更します | ||||||||
Activate WMA | WMAを再生可能にします | ||||||||
Activate Flash Player | インターネットブラウザ上でFlash Playerを利用可能にします |
ISO/CSO起動について
ms0:/ISO/に配置されたISOファイルがXMBから起動できます。その前にDriverを指定しておく必要があります。Normal driver
Normal driverはメモリースティックに配置したISOを起動する際に適当なUMDをセットして起動するドライバです。
起動前にVSH Menu ⇒ UMD ISO Modeか、Recovery Menu ⇒ UMD Modeで設定を”Normal”にし、適当なUMDをセットしておきます。
ME driver/np9660 driver/M33 driver/OE isofs legacy
これらのドライバーは "No UMD" で動作します。つまりNormal driverとは違いISOを起動するときにUMDをセットしておく必要がありません。
起動前にVSH Menu ⇒ UMD ISO Modeか、Recovery Menu ⇒ UMD Modeで使用したいドライバを指定しておきます。
UMDビデオを吸い出して再生するには
UMDビデオから吸い出したISOを再生するには以下の手順を実行します。
- umd_dump.prxまたはUMDドライブのマウント機能を使用してISOを吸い出し、ms0:/ISO/VIDEO/に配置します。
- 何でもいいのでUMDビデオ、またはUMDゲームのディスクを挿入します。
- VSH MENUのISO VIDEO MOUNTから配置したISOを指定します。
- XMBのビデオ欄に擬似的なUMDアイコンが表示され、それを選択することでISOが再生できます。
コンバートしたPS1ゲームの起動について
手持ちのPS1ゲームのディスクから変換したEBOOT.PBPが起動できます。
PopstationMD Free GUIでの変換をオススメしていますが、起動できない場合は別のコンバータで試してみてください。
PSPで手持ちのPS1をする方法 PopstationMD Free GUI V7.1b - PSP Hack Evolution
コンバートしたPS1ゲームに自作の説明書を追加する機能もサポートされています。
作成にはPSP DocMaker GUI v0.21を使用してください。
639TN-Aリリース。
見逃してました。情報ありがとうございます。
6.39TN-Aも使ってみたが使いづらい。。。
iso loaderとかが面倒くさくて^^;
管理人に感謝です!