6.38 Minimum Edition for PSP-2000

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neur0nさんよりFW6.38ベースのCFW "6.38 Minimum Edition" がリリースされています。
これまで6.37 MEとして開発されていましたが最新のFW6.38がリリースされたということでベースがそちらに移る形で公開されています。非対策基板のPSP-2000専用です。
Twitter / @neur0n: 6.38ME http://www.sendspa ...

先日リリースされたOFW6.38がほとんど6.37と変わらないということで、CFW6.37 MEを移植して公開されています。 そのため基本的に機能は6.37 MEと同じです。これからは6.35 Customと6.38 MEをアップデートしていくとのことです。

導入対象のPSP

  • FW6.37までのCFWやHENを導入したPSP-2000 (5.00M33、6.20TN、6.35PRO、6.37MEなど)

導入方法

  1. 6.38 MEをダウンロード、解凍します。
  2. 解凍してできたUPDATEフォルダをms0:/PSP/GAME/へコピーします。
  3. FW6.38のアップデータを用意し、638.PBPにリネームしてms0:/PSP/GAME/UPDATE/へコピーします。現在公式サイトからダウンロード可能です。
    PlayStation.com(Japan)|PSPxA遏屮廛譽ぅ好董璽轡腑鵝Ε檗璽織屮襦彎霾鵝奪轡好謄爛愁侫肇ΕД◇アップデート
  4. XMBよりインストーラを起動します。 20110413231809.jpg
  5. ×ボタンを押すと公式アップデータが起動しますので指示に従いインストールしてください。

VSH MENUの使い方

6.38 MEにはVSH MENUが搭載されています。
XMBでSELECTボタンを押すことで表示することが出来ます。
十字キー↑↓でカーソルの移動、十字キー←→で設定の変更です。
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CPU CLOCK XMB XMB上でのCPUのクロック数を変更します
CPU CLOCK GAME ゲーム上でのCPUのクロック数を変更します
USB DEVICE USBモードにしたときに接続するデバイスを選択します
UMD ISO MODE XMBからISOを起動するときに使用するDriverを選択します
ISO VIDEO MOUNT ms0:/ISO/VIDEO/に配置したUMDビデオのISOファイルをマウントします
XMB PLUGINS XMBでのプラグイン機能を有効化します
GAME PLUGINS ゲーム中のプラグイン機能を有効化します
POPS PLUGINS PS1ゲーム中のプラグイン機能を有効化します
SHUTDOWN DEVICE PSPをシャットダウンします
RESET DEVICE PSPを再起動します
EXIT VSH MENUを終了します

Plugins Managerの使い方

Plugins Managerはプラグインの有効化、無効化を切り替えられる機能です。
SELECTボタンを押してVSH MENUを表示、"PLUGINS MANAGER" ->を×ボタンで選択するとPlugins Managerの 画面が表示されます。

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画面にはvsh.txt, game.txt, pops.txtの順番で記述されているプラグインのリストが表示されます。
一度に表示できるプラグインは20個までです。それより多い場合はリスト表示中にL, Rボタンで2ページ目、3ページ目へ と切り替えられます。

有効、無効を切り替えたいプラグインに十字キー↑↓でカーソルを合わせ、×ボタンあるいは十字キー←→でEnable(有効)、Disable(無効)に変更できます。

リカバリーメニューの使い方

6.38 MEにはRECOVERY MENUが搭載されています。
Rボタンを押しながら起動するとリカバリメニューを表示することが出来ます。
十字キー↑↓でカーソルの移動、×ボタンで決定、設定の変更ができます。

設定した情報はflash1:/config.meに保存されます。
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Toggle USB

PSPに挿入されたメモリースティックとPCをUSBケーブルで接続します

Configration ->

Skip Sony logo 起動時に表示されるSonyComputerEntertainmentのロゴをスキップします
UMD Mode XMBからISOを起動するときに使用するDriverを選択します
Hide MAC Address 本体情報に表示されるMACアドレスをXX:XX:XX:XX:XX:XXに偽装します
Fake region リージョンを他の国のものに偽装します
Use VshMenu SELECTボタンでVSH MENUを表示します
XMB Usb Device USBモードにしたときにアクセスするデバイスを指定します
Charge bettery when USB cable plugged PCやPS3とUSBケーブルで繋いだときに充電します(USBモードにしなくてもOK)
Hide PIC0.PNG and PIC1.PNG in game menu ゲーム一覧でPIC0.PNG(背景)やPIC1.PNG(説明文)を非表示にします
Use version.txt ms0:/seplugins/ に配置したversion.txtを適用します

Run program at /PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBP

ms0:/PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBPを直接起動します

Advanced ->

Advanced Config ->
Excute OPNSSMP.bin in flash2:/ ISOの起動時にflash2:/opnssmp.binを読み込みます
XMB Plugins XMBでのプラグイン機能を有効化します
GAME Plugins ゲームのプラグイン機能を有効化します
POPS Plugins PS1ゲームのプラグイン機能を有効化します
Toggle USB (flash0) Flash0とPCをUSBケーブルで接続します
Toggle USB (flash1) Flash1とPCをUSBケーブルで接続します
Toggle USB (flash2) Flash2とPCをUSBケーブルで接続します
Toggle USB (flash3) Flash3とPCをUSBケーブルで接続します
Format flah1 and reset settings Flash1をフォーマットし、設定を初期化します
Format flash2 Flash2をフォーマットします

CPU Speed ->

Speed in VSH XMB上でのCPUクロック数を変更します
Speed in GAME ゲーム上でのCPUクロック数を変更します

Plugins ->

****.prx [VSH] vsh.txtに記述されているprxファイルを有効/無効化します(GAMEやPOPSも同様です)

Registry hacks ->

Button assign 決定を○ボタンにするか×ボタンにするか変更します
Activate WMA WMAを再生可能にします
Activate Flash Player インターネットブラウザ上でFlash Playerを利用可能にします

Backを×ボタンでトップに戻り、Exitでリカバリーメニューを終了します。

ISO/CSO起動について

ISOファイルをms0:/ISO/に配置するとXMBから起動できます。その前にDriverを指定しておく必要があります。

Normal driver

Normal driverはメモリースティックに配置したISOを起動する際に適当なUMDをセットして起動するドライバです。
起動前にVSH MENUのUMD ISO Mode、またはRecovery ModeのUMD Modeを”Normal”に設定し、適当なUMDをセットしておきます。

ME driverとnp9660 driver

ME driverとnp9660 driverは "No UMD" で動作します。つまりNormal driverとは違いISOを起動するときにUMDをセットしておく必要がありません。
起動前にVSH MENUのUMD ISO Mode、またはRecovery ModeのUMD Modeを”Normal”に設定しておきます。

Prometheus ISO Loader

Prometheus ISO Loaderは6.38 MEには対応していないのですが、6.35 Customのファイルに同梱されているPrometheus_Iso_loaderフォルダをms0:/seplugins/へコピーすることで利用できます。しかしEBOOT.BINの復号が必要になるなど本来の動作をしないのでほぼメリットはないです。
起動前にVSH MENUのUMD ISO Mode、またはRecovery ModeのUMD Modeを”Normal”に設定しておきます。

UMDビデオのISOを再生するには

UMDビデオから吸い出したISOを再生するには以下の手順を実行します。

  1. umd_dump.prxまたはUMDドライブのマウント機能を使用してISOを吸い出し、ms0:/ISO/VIDEO/に配置します。
  2. 何でもいいのでUMDビデオ、またはUMDゲームのカセットを挿入します。
  3. VSH MENUのISO VIDEO MOUNTから配置したISOを指定します。
  4. XMBのビデオ欄から指定したISOが再生できるようになります。

自分でコンバートしたPS1ゲームの起動について

手持ちのPS1ゲームのディスクから変換したEBOOT.PBPの起動に対応しています。
PopstationMD Free GUIでの変換をオススメしていますが、起動できない場合は別のコンバータで試してみてください。
PSPで手持ちのPS1をする方法 PopstationMD Free GUI V7.1b - PSP Hack Evolution


コンバートしたPS1ゲームに自作の説明書を追加する機能もサポートされています。
作成にはPSP DocMaker GUI v0.21を使用してください。

Downloads :: RSS Streaming Tools - for the Playstation Portable

OFW6.38として起動

HOMEボタンを押しながらPSPを起動することでCFW Moduleを読み込まずにOFW6.38として起動させることが出来ます。
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