ResourceHidder for 6.2X-6.3X リリース

neur0nさんより "ResourceHidder for 6.2X-6.3X" がリリースされています。
XMBに表示されるゲームやセーブデータのアイコン、背景などの視覚効果を非表示にすることで一覧をすばやく表示させられるプラグインです。
もともとはZer01ne氏がFW5.XX向けに公開したものです。
概要
XMBのゲーム欄に表示されるHomebrewやISO、セーブデータ、UMDなどにはアイコンや背景などの画像、および音楽や動画などを表示・再生することができ、視覚的に判別しやすくなっています。
しかしそれらのサイズが大きいと読み込みに時間がかかり、かえって邪魔だと感じたときに便利なのがResourceHidderです。
ゲーム起動時に再生されるGAMEBOOTやそれの再生中に中央に表示される"PSP"の文字をスキップすることや、UMDに含まれるアップデータを非表示にすることも可能です。
導入方法
- ResourceHidder for 6.2X-6.3Xをダウンロード、解凍します。
- 解凍してできた/ResourceHidder_for_62X-63X/にあるsepluginsフォルダをms0(ef0):/へコピーします。
ms0:/seplugins/vsh.txtを開き、以下の内容を追記します。
メモリースティックに導入する場合
ms0:/seplugins/RscHidder_kai.prx 1
PSP goの内蔵メモリに導入する場合
ef0:/seplugins/RscHidder_kai.prx 1
- プラグインを有効化するため、VSH MENUからRESTART VSHを実行するなどしてください。
個別に設定する方法
初期設定では非表示にできる7項目が全て読み込まれない状態になっています。さすがにこれはちょっと…と思う場合はms0(ef0):/seplugins/RscHidder.txtで設定が可能です。
記述方法
ms0(ef0):/seplugins/RscHidder.txtをテキストエディタで開くと以下のリストが並んでいるはずです。
このリストの最後にある数字が"1"だと読み込まない設定、"0"だと従来どおりに読み込む設定となります。
- HIDE_ICON0_PNG : 144×80のアイコン画像
- HIDE_ICON1_PMF : 144×80のアイコン動画
- HIDE_PIC0_PNG : 310×180の画面右に表示される画像
- HIDE_PIC1_PNG : 480×272の背景画像
- HIDE_SND0_AT3 : 表示中に再生される音楽
- HIDE_UMD_UPDATE : UMDに含まれるアップデータ
- HIDE_PSP_GAMEBOOT : ゲーム起動時に再生される動画
- HIDE_PSP_LOGO : GAMEBOOTの再生中に中央に表示される "PSP" の文字
- HIDE_IN_UMD : 上記の設定をゲーム→UMD上で適用
- HIDE_IN_GAME : 上記の設定をゲーム→メモリースティック内で適用
- HIDE_IN_SAVEDATA : 上記の設定をゲーム→セーブデータ管理で適用
表示速くなったかわからないんですが。。。。
劇的に速くなるわけではないです。
PMFなどのサイズが大きいファイルが埋め込まれているなら効果はありますが、アイコン画像なんかだとすぐに読み込めますからね…