6.35 PRO-B2 (LCFW) リリース

Virtuous Flame氏、Coldbird氏より全PSPに対応したFW6.35用LCFW "6.35 PRO-B2" がリリースされています。
更新内容はXMB上で表示できるRecovery Menuの追加、動作しなかったプラグインの互換性の向上などです。
635PRO-B2 - 忠贞炙烈之炎的日志 - 网易博客
The World » 6.35 PRO-B2 ready for download!
更新内容
- XMB上で動作するPecovery Menuを搭載
- PSP goでPS1ゲームの利用時に中断データから再開できなかった問題を修正
- PSP goで再開時に中断データの削除をブロックする設定をRecovery Menuに追加(hib_block Modのような機能)
- アナログスティックを無効化する設定をRecovery Menuに追加
- 動作しなかったプラグインの互換性を向上
概要
- FW6.35を導入済みの全てのPSPをサポート
- Homebrew、プラグイン、ISO/CSO、PS1ゲームの利用に対応
- プラグイン、version.txtはms0(ef0):/seplugins/に配置することで利用可能
導入方法
Flashの書き換えは危険な作業です。導入は十分注意した上で行ってください。
6.35 PRO-B2をインストール
- 6.35 PRO-Bをダウンロード、解凍します。
- 解凍してできた635PROUPDATEフォルダを ms0(ef0):/PSP/GAME/ へコピーします。
- XMBから635 PRO-B Updaterを起動します。
- ×ボタンでインストール開始です。過去のバージョンからの上書きOKです。
- インストールが完了したら×ボタンを押してXMBに戻ります。
6.35 PRO-B2 Fast Recoveryの導入
LCFWは電源が切れると無効化されてしまうので、再有効化する場合は635PRO-B Fast Recoveryを使用します。
635 PRO-B Updaterを起動して×ボタンを押して有効化することも出来ますが、この635PRO-B Fast Recoveryは起動することで有効化してXMBに戻るまでを自動で行ってくれます。
これ自体にCFWモジュールのインストール機能は無いので初めに一度だけ635 PRO-B UpdaterでLCFWを導入する作業は必須です。
- 6.35 PRO-B2 Fast Recoveryをダウンロード、解凍します。
- 解凍してできた635FastRecoveryフォルダを ms0(ef0):/PSP/GAME/ へコピーします。
- XMBから635PRO-B Fast Recoveryを起動することで6.35 PRO-Bの再有効化が可能です。
PS1ゲームの起動について
PRO-Bでは起動できなかったPopstationMD Free GUIで変換したPS1ゲームがB2では起動できるようになっています。
PopstationMD Free GUI V7.1b - PSP Hack Evolution
起動できない、フリーズするなどの症状はコンバータに原因があることがありますので別のコンバータでも試してください。
PRO VSH MENU
PRO-B2から細かい項目がRecovery Menuに移動され、VSH MENUが簡素化しています。
XMB上でSELECTボタンを押すと表示されます。
十字キー↑↓でカーソルの移動、←→で設定の変更が可能です。○ボタンか×ボタンで決定します。

CPU CLOCK XMB | XMB上でのCPUのクロック数を指定します |
CPU CLOCK GAME | ゲーム上でのCPUのクロック数を指定します |
USB DEVICE | USBモード時にマウントされるデバイスを指定します |
UMD ISO MODE | ISO起動に使用するDriverを選択します |
RECOVERY MENU -> | Recovery Menuに移動します |
SHUTDOWN DEVICE |
PSPの電源を切ります |
SUSPEND DEVICE | PSPをスリープ状態にします |
RESET DEVICE | PSPを再起動します(LCFWの状態は解除されます) |
RESET VSH | PSPを再起動します(LCFWの状態は維持されます) |
EXIT | PRO VSH MENUを終了します |
Recovery Menu
PRO-B2で搭載されたRecovery MenuはVSH MENUから表示できます。
十字キー↑↓で項目の移動、決定はリージョンなどに依存しますが普通は○ボタンです。

Back
Recovery Menuを終了し、XMBに戻ります
Run ms0:/PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBP
ms0(ef0):/PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBPを起動します
Configuration ->
ISO Mode | ISO起動に使用するDriverを指定します |
Fake Region | リージョンを偽装します |
Hide MAC address | 本体情報のMACアドレスを非表示にします |
Skip Game Boot Screen | ゲーム起動時に再生されるGAMEBOOTをスキップします |
Skip Sony Logo at Startup | PSP起動時に表示されるSonyのロゴをスキップします |
Use Custom Update Server | ネットワークアップデートから6.35 PROのアップデートを可能にします |
Protect flash in USB device mount | USBケーブルでFlashをPCにマウントしたときの書き換えをプロテクトします |
Use version.txt in ms0:/seplugins | ms0(ef0):/seplugins/version.txtを使用してバージョンを偽装します |
Hide PIC0.PNG and PIC1.PNG in game menu | ゲームの一覧に表示される背景の読み込みを無効化します |
Prevent Hibernation Deletion (PSP-Go only) | PSP goで中断データを再開するときに元データの削除をブロックします |
Charge battery when USB cable is plugged in | USBケーブル接続時に充電します(PSP-1000は非対応) |
Advanced ->
XMB Plugin | XMBでプラグインを使用するか |
Game Plugin | ゲームでプラグインを使用するか |
Pops Plugin | PS1ゲームでプラグインを使用するか |
NoDRM Engine | DLCや復号化したEDATA / PGDファイルを読み込みます |
Block Analog Input in Game | ゲーム中にアナログパッドの認識を無効化します(壊れて誤動作する場合に使うとのこと) |
Old Plugin Support (PSP-Go only) | PSP goに対応していないプラグインを利用できるようにします(ms0で動作するように作られたプラグインをef0に置き換えて動作させる機能とのことです) |
CPU Speed ->
XMB CPU/BUS | XMBでのCPU動作クロック数を変更します |
Game CPU/BUS | ゲーム中でのCPU動作クロック数を変更します |
Plugins ->
vsh.txt、game.txt、pops.txtに記述されたプラグインを有効/無効化することが出来ます(パス末尾の0と1を切り替えます)。
Registry Hacks ->
Activate WMA | ネット認証無しでWMAの再生を可能にします |
Activate Flash | ネット認証無しでFlash Playerを使用可能にします |
Swap O/X buttons | ○ボタンと×ボタンの役割を入れ替えます |
Shutdown device
PSPをシャットダウンします
Suspend device
PSPをスリープします
Reset device
PSPを再起動します(LCFW状態は解除されます)
Reset VSH
PSPを再起動します(LCFW状態は維持されます)
PSP-2000なのですがどのcfwまたはHENがいいと思いますか?
名無しさんへ
もし対策基盤前だったらCFWのほうがオススメです
対策前なんでこの記事のをいれてみようとおもいます
もちろんこのPRO-B2でもいいと思いますがせっかく対策前なんだから6.37 MEを入れてみてもいいと思いますよ。
PSP-2000限定の電源を切っても元に戻らない完全なCFWです。
導入できました、ありがとうございます。
>RECOVERY MENU -> Recovery Modeに移動します
揚げ足を取るようで申し訳ないのですがRecovery Menuの間違いでしょうか?
指摘ありがとうございます。修正しました。
pspstates Experiment(どこでもセーブ)は使えるんでしょうか?
『6.36 PRO(HEN)』からダウングレードして『6.35 PRO-B2(LCFW)』を導入しました。
導入は成功したみたいですし、『JPCheatv0.7.0』も動いてくれます。
管理人様、ありがとうございました。
ただ……まだ問題がありまして。
『PSP Filer6.6』や『iso_tool_1970』でのISO吸い出しが上手くいきません。
どちらのツールを使っても読み取りエラーがでて止まってしまいます。
VSH MENUから強引にPCにDLしたら上手くいきましたが、
これだとisoが壊れる可能性があるんですよね?
PROB-2と相性のいい吸い出しツールがありましたら、教えて頂きたいです。
確かゲームモードでは吸い出し出来なかったはずなので、umd_dump.prxを使用してXMB上で吸い出す必要があります。
http://takka.tfact.net/blog/archives/2295
まあUMDドライブをマウントしてPCへ吸い出す方法はISOファイルが壊れるというより、データの末尾が数KBコピーできないというだけなので、そこまで神経質になることもないと思いますよ。
質問させてください。
LCFWを導入するにあたって、壊れる可能性はありますか?
またバックアップなどとった方が良いのでしょうか?
あと一つ、今までのCFWで使えるアプリ・プラグインは使えますか?
教えてください
>LCFWを導入するにあたって、壊れる可能性はありますか?
これに関してはユーザーの管理に委ねられます。普通の使い方なら壊れることはまず無いです。
NANDのバックアップはしたほうがいいですが、対策基板ならパンドラバッテリーでの修復ができないので本当に起動しなくなったときにはお手上げです。
特定の不具合が出たりしただけならNANDでの復旧は役に立ちますけどね。
>今までのCFWで使えるアプリ・プラグインは使えますか?
動作するように作られてはいますが、過去のプラグインはもともとFW6.35向けに作られていないので試してみないと分からないです。
6.35 PROではiso tool・PSP FilerともにUMDの吸い出しが可能でしたが、
6.35 PRO-B2にしたら、ともに吸い出しができなくなりました。
対処法はありますかね…?
>>かし
書き込む前にコメ欄ちゃんと確認した?
吸出し方法がわかりません
>>roy
コメント見てから質問しろよ