Vita FTP ― PS VitaをFTPサーバ化してファイル送受信を便利に
Coldbirdさんにより開発、The Zさんを介してリリースされた "Vita FTP" の紹介です。
PS VitaのPSPエミュレータ用の仮想メモリースティックをFTPサーバ化し、PCからファイルの操作を行えるようになるHomebrewです。
FTP For PS Vita - Wololo.net /Downloads - View Download
概要
最近は6.60 TNが盛り上がっていますが、データなどPCからPS Vitaへコピーするのにいちいちコンテンツ管理アシスタントを介するのは非常に煩わしいものです。そこで便利なのがこのVita FTPです。
PS VitaのPSPエミュレータで使用する仮想メモリースティックをFTPサーバ化し、PCからFTPクライアントを使ってファイルのコピーや編集などの操作を行えます。ワイヤレスなのでUSBケーブルもいりません。
送受信の速度は速いとはいえず、大きなファイルは時間がかかってしまいますが、Homebrewやプラグインなどの送受信や、game.txtの書き換えなどで特に重宝しそうです。
導入方法
今回は6.60 TN向けの導入方法です。ここではTN Menuの公式機能を使ってインストールします。もちろん ms0:/PSP/GAME/FTP/FBOOT.PBP のファイル配置になるのであればどのやり方でも構いません。
- 上記リンクよりVita FTPをダウンロード、解凍します。
- /PS Vita FTP Tool.zip/ULES01456DAT1/INSTALL.ZIP/ にある FTPフォルダ を適当な場所に作った /PSP/GAME/ へコピーします。
- そのPSPフォルダをzipファイルに圧縮します。圧縮レベルは無圧縮、ファイル名は拡張子含めて半角英数字8文字以内(例: FTP.ZIP)にしてください。圧縮には7-ZipやWinRARなどを使用してください。
- 作成したzipファイルを、6.60 TNの本体であるTN.BINやMENU.PBPが入ったセーブデータフォルダ(グラビティークラッシュならNPEG00020DATA01フォルダ)に入れ、コンテンツ管理アシスタントでPS Vitaへコピーします。
- 6.60 TNを起動、TN MenuでVita FTPのアイコンを×ボタンで選択し、"はい" を選択するとVita FTPがインストールされます。
使用方法
事前にFTPクライアントを用意しておいてください。今回はFileZillaというソフトを使いますが、ここでは詳しい使い方は解説しません。
- TN MenuよりVita FTPを起動します。
- 起動したら画面右上に ftp://xxx.xxx.xxx.xxx/ といったアドレスが表示されるはずです。
- FileZillaを起動し、ウィンドウ左上の "サイト マネージャーを開く" をクリックします。
- "新しいサイト" をクリックし、任意の名前をつけます(例: PS Vita)。また、"一般" タブを以下のように設定します。他のタブはいじる必要はありません。
- ホスト(H): Vita FTPで確認したアドレス(例: ftp://192.168.11.3)を入力
- Protocol: FTP - File Transfer Protocol
- Encryption: Use plain FTP
- ログオンの種類(L): 匿名
- "接続" をクリックすると、リモートサイト側に仮想メモリースティックのルートフォルダが表示されるはずです。
- あとは通常のFTPサーバと同じように操作が行えます。
いいですね~これ。
ウチの環境では最大2.0MB/Secのスピードが出たのでISOファイルもこっちのほうが速いかなという感じです。
このFTPソフトを利用して、ISOファイルをISOフォルダに転送していたら、エラーがでてしまい、送信失敗。
それ以後、CFWの起動時にC1エラーがでて起動できなくなった。転送失敗時にできた破損ISOを削除すれば直ると思うが、削除する方法はCFWからしかできないため、ご臨終。。。
誰かCFWからではない、ISOフォルダ内の破損ISOファイルを削除する方法があれば教えてください。
C1エラーがでるのはおそらくISOまわりのバグが残っているTN Menuが原因です。
そこでTN Menuを介さずにファイルの操作ができる何らかのソフトを起動し、破損したファイルを削除するといった方法を取ることになります。
6.60 TNは起動時にMENU.PBPをロードするようになっています。
MENU.PBPは6.60 TNの導入時にPS Vitaへ転送したセーブデータ(グラビティークラッシュならNPEG00020DATA01フォルダ)に格納されています。
そのMENU.PBPがTN Menuの本体です。これを、PSP FilerのEBOOT.PBPをMENU.PBPにリネームしたものと差し替えます。
PSP FilerはこちらのURLからダウンロードできます。
http://www.geocities.jp/mediumgauge/
差し替えがすんだら、セーブデータをPS Vitaへ転送し、6.60 TNを起動します。
従来ならここでTN Menuが表示されますが、ここでは差し替えたPSP Filerが起動します。破損したファイルを削除してください。
これで原因は取り除けたと思います。
もとのTN MenuのMENU.PBPが格納されたセーブデータをPS Vitaへ転送すれば元通りに動作するはずです。
昨夜、色々考えた挙句、メモリースティックの内容をパソコンに保存し、メモリースティックをフォーマット、その後、パソコンに保存したものを戻すといった作業をしたら直りました。
と結果の報告をするために、ここに伺ったのですが
まず、Apoloさんに、聞いてから色々と作業するべきでした。
返信下さったやり方が一番賢いやり方ですね。
勉強になります。
自分は、昨日PSVの初期化をしてしまったのですが、
その後、PSNにつなごうとするとアカウントが要求され、
FW2.0のアップデートを促されます。これはどうにもなりませんよね。いや~しまった。
FW1.81でCEFを使い続けるならPSNの機能は諦めたほうがいいですね。
これは今のところどうしようもありません。
返信遅くなりました。
了解です!!
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